マイクロニードルの歴史
マイクロニードルの歴史

マイクロニードルの研究は1976年からはじまりました

1970年代
マイクロニードルの研究が開始される(米国)
1980年代
金属製のマイクロニードルが生まれる(米国)
1990年代
電子工業における微細加工技術を応用し、初めてマイクロニードルを利用した経皮吸収研究が行われる(米国)
2005年
ダーマローラーを使った経皮コラーゲン誘導療法が提唱される (南アフリカ)
2008
[コスメディ製薬]世界で初めてマイクロニードル化粧品を開発し、商品化に成功
2012年
[コスメディ製薬]マイクロニードル製品を中心としたエイジングケア化粧品ブランド「クオニス」の展開を開始
[コスメディ製薬]目元用マイクロニードル「ダーマフィラー」発売
2015年
[クオニス]美白用マイクロニードル「桜白」を発売
2017年
[クオニス]溶解促進シートを利用したエステサロン施術専用マイクロニードル発売
[ファーサ]育毛用マイクロニードル「ファーサ スキャルプパッチ」を発売
2018年
[コスメディ製薬]独自開発・特許取得成分の持続型ヒアルロン酸を配合したマイクロニードルを開発
[クオニス]ハリの持続力を高めた目元用マイクロニードル「ダーマフィラープレミア」発売
2019年
[リップショット]くちびる用マイクロニードル「リップショット」を発売
2020年
[コスメディ製薬]高密度化したマイクロニードル化粧品を開発
[クオニス]ほうれい線用高密度マイクロニードル「ダーマフィラースマイル」を発売
2021年
[クオニス]目元用マイクロニードル「ダーマフィラープレミア」を高密度化し、リニューアル発売

次世代マイクロニードル「富士山ニードル」のイノベーション性

近代のマイクロニードルの研究と開発の歴史の中で、コスメディ製薬の「富士山ニードル」は革新的な技術として、既存の技術とは一線を画す大きな技術躍進と言えます。

溶ける針という発想

痛みや危険を伴う金属製の針を使うのではなく、針自体を皮膚を形作るヒアルロン酸やコラーゲン等の成分で作成し、体内で「溶ける針」をつくることで高い安全性を実現しました。
有効成分自体で針を作成するので、薬剤を溶かして針に含ませることも可能となりました。

大量に正確に製造が可能

従来のマイクロニードルの製造法はエッチング法、折り曲げ法、接触引き上げ法などの方法でしたが、工数が掛かり過ぎて大量生産に向かなかったり、ニードルを正確に均一に作ることが難しい方法でした。
富士山ニードルの製造法は「鋳型成型」という製造法で、溶かした薬液を型に流し込み乾燥させる方法で、正確な形状での大量製造が可能です。

目的に応じた自在なデザイン

富士山ニードルは、先端部分が狙った深度に正確に刺さる細いニードルを、折れないようにカーブを描いた土台で支える構造。長年の研究と試行錯誤の結果、この富士山の形をした「コニーデ型」がベストなマイクロニードルの形状だと結論付けました。
富士山ニードルの形状を保ったまま、ニードルの長さや、ニードルを配置する密度、またニードルに含ませる成分も自在に設計することが出来ます。

人体にやさしい溶ける針は、自在なデザインと、正確な形状での大量生産が可能です。
固形製剤の形で大量生産ができるということは、他の多くの液体薬剤に必要な冷蔵輸送の必要が無く常温での輸送で済む為、将来的に様々な環境での医療利用への応用が期待されています。

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