製造部門の従業員全員が京都市消防局「普通救命講習」を受講しました。


コスメディ製薬は研究開発から製造まで自社一貫体制を守る「ものづくり企業」として、製造部門従業員を対象とした「ものづくり人材育成プログラム」を体系化しています。京都市消防局が提供する「普通救命講習」も同プログラムの一環。製造現場で働く人材の労働安全衛生知識習得の重要な機会として位置付け、製造部門に所属する全従業員が受講しています。
製造現場では、予期せぬ事故や急病人が発生する可能性があります。救急車が到着するまでの「命に関わる重要な時間」に適切な応急手当を行うことで、救命率を大幅に向上させることができます。
「普通救命講習」を通じて従業員が応急手当の基本を知識を身につけ、万が一の事態に際して京都市消防局と連携し、組織的な初期対応体制を確立することを受講の目標としていまます。
京都市消防局講師による実技講習の様子
「普通救命講習」は事前に約1時間のe-ラーニング講習の受講に加え、成人に対する心肺蘇生法やAEDの取り扱いなどの実技講習を受講します。倒れた人を発見して通報、心肺蘇生を行い、AEDを使い、救急隊に引き継ぐという一連のステップを実践する内容です。
救命講習(京都市消防局)




実技講習を受講した従業員の声
- AEDによる心肺蘇生は経験したことがなかったので、とても貴重な機会でした。
- いざとなった時に人命救助ができる知識が習得でき、有意義な講習でした。
- 心肺蘇生は思っていた以上に体力を使うことを、実際に体験して感じました。
- 予期せぬ事故や命の危険にさらされている人に遭遇した時に、慌てずしっかり初期対応できるように、実技講習内容を復習したいと思います。
- 「いざ」という時にパニックにならないように、落ち着いて対処するように心がけます。
地域の一員として救命講習の知識で貢献


コスメディ製薬吉祥工場は、一階エントランス付近にAEDを設置しています。地域に災害が起きた時や、地域の方の人命救助が必要な場合にAEDの貸出ができるだけではなく、「普通救命講習」を受講した従業員全員が迅速に救命活動を行う体制があります。当社の従業員が「ものづくり人材育成プログラム」で習得した知識で地域にも貢献できるよう、今後も様々な講習に取り組んでまいります。