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「第33回国際化粧品技術者会連盟バルセロナ大会2023」でコスメディ製薬の研究員が口頭発表を行いました。
2023年9月4日(月)~9月7日(木)にスペイン・バルセロナで開催された、化粧品技術の世界最大の研究発表会「第33回国際化粧品技術者会連盟 バルセロナ大会2023」(The 33rd IFSCC Congress 2023 Barcelona)において、コスメディ製薬 研究員の村山智洋が研究の口頭発表を行い、業界内へコスメディ製薬の研究開発力をアピールしました。コスメディ製薬が同大会で研究成果発表を行うのは初めてです。
本大会における村山智洋研究員の口頭発表テーマは「タウリン結晶マイクロニードルによるスキンケア化粧品用の新規経皮送達システム」(Novel transdermal delivery system of taurine crystal microneedles for skincare cosmetics)です。
コスメディ製薬は肌内部の水分調節やバリア機能に関わることが様々な論文で報告されている美容成分タウリンを、微細なニードル状に結晶化することに成功。溶解型マイクロニードル技術で「貼るニードル」の化粧品市場をつくりだした当社が、今回は「塗るニードル」の技術で新たな美容液や乳液などのスキンケア製品への応用を提示しました。この技術は「千の潤い」にも採用されているもので、タウリン結晶マイクロニードルは幅広い成分を配合できることから、化粧品に限らず、医療領域への展開も期待できます。
約20分の口頭発表の後にも、参加者による活発なコミュニケーションが行われ、コスメディ製薬のタウリン結晶マイクロニードルについて、化粧品技術者の熱い関心が集まりました。
※口頭発表資料より抜粋
コスメディ製薬は今後もユニークな視点と高い技術で、化粧品業界全体のパートナーシップを通じて社会課題を解決するとともに、皆さまの豊かな生活に貢献できる製品やサービスをお届けします。
今後とも当社は積極的に研究開発発表を行います。どうぞご注目ください。
■IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)について
IFSCC (The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)は、1959 年に8 カ国の化粧品技術者会の参加により結成された、世界中の化粧品技術者が、より高機能で安全な化粧品技術の開発へ向けて取り組む組織です。現在は 81の国と地域を代表する 51の団体の約 16,000 名以上の会員から構成。学術大会(Congress) は化粧品や肌などに関する世界で最も権威のある研究発表の場となっています。
【関連ページ】
IFSCC 2023
https://ifscc2023.com/