Recruit従業員インタビュー
Interview
技術を武器に、市場に存在しない新しい製品を創りたい。
開発部 化粧品開発課
- # 前例のない製品の開発
- # 開発は多方面からアプローチ
- # 子どもと一緒に成長

ライフステージの変化をきっかけに、
自社ブランド製品開発に携わるキャリアを選択。
大学院では生命環境科学系統を学び、研究開発職を志望して化粧品OEMメーカーに就職しました。主にスキンケアやヘアケア製品の処方開発業務を担当して5年が経った頃、結婚して家庭を持つというライフステージの変化が。今後のキャリアを改めて考えるきっかけになりました。
OEM製品の開発は、お客さまの意向に沿った製品設計が基本です。どのような販路で、どのような価格で、どのような人に向けて販売されて、どれくらい売れて・・・といった情報が届くことはなく、開発者として何か物足りなさを感じていました。「次は自社ブランド製品の開発ができる環境で働きたい」という想いが明確になり、化粧品処方設計の知識を活かしてキャリアアップできる環境をめざしました。

独自技術ならではの業務プロセスを経験、
化粧品開発の新たなスキルを獲得。

コスメディ製薬のコア技術である「マイクロニードル」「貼付剤」は、それまでの化粧品開発のキャリアでは携わることはありませんでしたが、他社にはない、独自の技術がとてもおもしろいと感じました。何よりもその技術を活かした自社製品の開発に携われることが魅力的で、コスメディ製薬への入社を決めました。
入社直後からマイクロニードルや貼付剤の処方開発を担当することになりましたが、前職での化粧品開発では経験しなかった業務プロセスを初めて実行することに。例えば、薬事関連業務や有効性評価業務(肌の水分量、弾力測定など)、そしてCADでの図面作成などですが、これらはコスメディ製薬の技術を化粧品に応用するためには必須の業務。コスメディ製薬に入社したことで、開発者として新たなスキルを獲得できたと思います。
市場に存在しない製品を創るには、
シミュレーションとコミュニケーションが最重要。
念願の自社製品開発もすぐにチャンスがあり、医薬部外品『京薬粧 薬用ニードルスキンケアシリーズ』の開発チームメンバーとして、2024年4月の上市を担当しました。自社製品を開発し、市場に出すために必要な知識やスキルが幅広く身につきました。
コスメディ製薬の製品は、市場に前例のない、新しいものであることがほとんどですので、裏を返せば、製品化する過程には変動する要素や調整する項目が多いという側面もあります。粘着テープの生産テストで、途中の判断を誤り、目的の結果を得ることができなかったことがありました。目的に対して、どのようなアプローチをするか、社内外の皆さんとしっかりコミュニケーションをとり、事前のシミュレーションを綿密に行う重要性を経験から学びました。

子どもの成長の瞬間を見届けながら、5年先の目標を設定。


2023年秋には長女が生まれ、新しい家族が増えました。子どもが成長する瞬間を、父親としてしっかり見つめていたいと考え、家族や上司に相談して、約半年間の育児休業を取得しました。育児の大変さを体感しながら、苦手だった料理も少しずつ上達。現在も休日は離乳食づくりに奮闘しています。最近会社の福利厚生を利用して、家族でディスニーランドに旅行も行きました。育休復帰後も、ワーク・ライフ・バランスはうまくとれており、充実した毎日を送っています。
子どもの成長に負けないように、私も化粧品開発者としてまだまだ成長したいと考えています。現在の目標は、コスメディ製薬の技術を活かした、まだ市場に存在しないヘアケア製品の開発。当社はベンチャー企業ということもあり、開発者が積極的に新製品を提案できるカルチャーです。5年後、10年後になるかもしれませんが、当社の高い経皮吸収治療の技術を、どのような製品に活かせるか。チームの仲間とともに考えていきたいと思います。
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