人とチームの進化

コスメディ製薬は「Innovation for Friendly medical care」をサステナビリティ方針に掲げ、医療のやさしさをまとえる社会の実現をめざします。そのために、従業員の健康を心身共に維持すること、そして多彩な知性との交流や共創から生まれるチームの進化を通じて、自己実現や自分らしさがあふれる、知性豊かな企業を実現します。
働き方
個を尊重し、すべての従業員が互いに協力し、能力を最大限に発揮できる働き方を推進します。
人事制度
様々な専門性を有した従業員を、誰一人取り残すことなく、活躍できる職場環境を整えます。公平・公正な評価制度と柔軟な働き方を導入し、すべての従業員が平等にキャリアを築けるよう支援します。
健康経営の推進
常に従業員の心身の健康を最優先に考え、健康経営を実践します。定期的な健康診断の提供やメンタルヘルス研修プログラムを充実させ、従業員の心身の健康サポートに努めます。
育児休業取得率100%
育児休業の取得を奨励し、男女共に取得率100%を達成しています(2023年度)。また、育児休業後のスムーズな職場復帰ができるように、積極的な社内支援体制を構築します。
多様性
キャリア採用のみならず、製造部門においては、未経験者の採用も積極的に推進。様々な背景や価値観を持つ従業員が共に働くことで、個人と組織の独創性と革新性を高め、当社独自のクリエイティブな技術開発や「friendly medical care」という社会イノベーションの実装を推進します。
多様な人材の採用
国籍、性別、年齢、文化的背景にとらわれず、企業としての成長に必要なスキルやキャリアを持った人材を中心に採用しています。製造部門においては、京都のものづくり企業としての誇りや当社のめざすビジョンに共感し、チームに参画してキャリア形成する喜びを感じていただける人材であれば、未経験者の採用も積極的に推進。個性的な知性や異なる専門性との出会いでイノベーションを促進すると共に、唯一無二のものづくりの伝承・発展に貢献します。
公平・公正な評価
異なる個性や知性が集う企業であることから、個人の成長やチームの進化のためには、すべての従業員が公平・公正に評価される基準を持った、評価制度の実行が不可欠です。評価と丁寧なフィードバックを通じて、人とチームの進化に貢献し「friendly medical care」という社会イノベーションを後押しします。
従業員コミュニケーション
コスメディ製薬は、約200名(2023年度)の個性ある従業員全員が「friendly medical care」という大きな価値を社会に提供し続けていくために、組織ではなく「チーム」という概念を掲げています。従業員が当社のパーパス・バリューに誇りを持ち、強みを活かし合い、弱みを乗り越える「チーム」という関係性を構築するための取り組みとして、年2回の「事業方針報告会」を開催。経営陣と従業員が直接対話する機会を設けています。また、従業員アンケートに基づく福利厚生の充実も開始。仕事へのやりがいと満足度を向上させるための様々な取り組みを実施しています。月1回の「楽食の日」は、会社から全従業員にランチを提供。職場でのコミュニケーションや価値観の共有を行う機会として好評です。
人権
人権の尊重はサステナビリティ方針「Innovation for Friendly medical care」に通底する、基本的な考えです。従業員はもちろんのこと、バリューチェーン全体においても、人権を尊重した事業活動を推進することで、多彩な知性の交流や共創の促進と共に、心理的安全性を確保することで「friendly medical care」があふれる未来をつくります。また今後、グローバルな事業展開の強化を計画するにあたり、事業展開国ごとに異なる事業環境と人権リスク環境の適切な理解をふまえ、積極的に対処します。
内部通報制度の整備
ハラスメントや差別、不正、隠ぺい、その他、違法行為や倫理に反すること、社会常識的に不適切とされる行為全般に関して、従業員が安心して通報できる内部通報制度を整備。通報者の秘密・匿名性を確保し、通報しやすい環境を整備するほか、通報内容については速やかに調査し、必要な是正措置や通報者へのフィードバックを行います。また通報したことを理由に、不利益な取り扱いを行うことも固く禁止しています。通報者に対して不利益な取り扱いや嫌がらせなどをした場合は、処分を科すことについて就業規則で定めています。
ハラスメント研修
ハラスメントを未然に防ぎ、従業員の心理的安全性を確保し、国籍、性別、年齢、文化的背景を問わず、自由な意見交換や共創に挑戦することは「friendly medical care」があふれる未来をつくるうえで不可欠です。コスメディ製薬では、すべての従業員が健全で快適、かつ心理的安全性が保たれた職場環境をつくりだすことを目的に、職階別のハラスメント防止研修を定期的(年2回)に実施しています。ハラスメントの定義や背景、関連法規を正しく理解し、過去の事例を通じて、ハラスメントを防止するための具体的な行動などを学びます。
成長支援
サステナビリティ方針「Innovation for Friendly medical care」の実現を通じた、自分らしさがあふれる豊かな社会の実現のためには、従業員一人ひとりの成長を支援する人材育成プログラムの開発と提供が欠かせません。製造部門では独自の「ものづくり人材育成」プログラムの開発と提供に力を入れています。今後は「ものづくり人材」以外においても、個々のキャリア目標に応じた研修プログラム等の開発・提供を通じて、全従業員の成長や自己実現に伴走すると共に、事業成長を牽引します。
ものづくり人材育成
研究・企画・製造一貫体制を守る「ものづくり企業」として、独自の「ものづくり人材育成」プログラムを開発。製造に関わる全従業員に「社外研修」「社内研修」「通信教育」なども織り交ぜながら、職階単位での生産技術育成や生産管理マネジメント育成を強化。唯一無二の製造技術を守り、育みます。
ものづくり人材育成 教育体系

地域連携
地域社会との連携を強化し、共に発展することをめざして様々な取り組みを行っています。
防災対策
京都市消防局南消防署と連携し、防火・防災訓練を実施。従業員が地域の一員として防災意識を高め、緊急時の対応能力の向上を実践しています。
次世代育成
各教育機関からの要請に応じ、日本の技術発展をめざす次世代の育成を目的とした講義やワークショップ、職場体験プログラムなどを実施しています。