唇へのヒアルロン酸注入は美容外科で?自宅で安全に行う方法も

唇へのヒアルロン酸注入は美容外科で?自宅で安全に行う方法も

唇は顔の印象を決定する上でとても大きな要素の一つです。
程よい弾力があり、血色も良く、形が整っている唇は多くの女性が理想とするところでしょう。

  • 唇全体にボリュームを出したい
  • 上下のバランスが悪いから整えたい
  • セクシーなM字の唇にしたい
  • 唇の乾燥や縦じわが気になる
  • 人中を短く見せたい

理想の唇を手に入れるためにこのようなお悩みを抱える女性は少なくありません。
誰しもが手に入れたい『魅力的な唇』それを実現するのが、唇へのヒアルロン酸注入です。

一般的に美しい唇の形は、上唇と下唇の比率が『1:1.5』と言われており、ヒアルロン酸を注入することで唇をボリュームアップさせ、理想の形に近づけることができます。

ネットで唇にヒアルロン酸を注入する方法を調べてみると、数多くの美容クリニックがヒットします。
理想の唇づくりに興味はあるけれど、美容クリニックはちょっと・・という方に新提案です。

本記事では、自宅で安全にヒアルロン酸を注入できる方法や、クリニックでの施術と自宅での施術は何が違うのかを比較しながら解説いたします。ご自宅で安全にヒアルロン酸を注入したいという方は是非参考にしてください。

多くの唇のお悩みはヒアルロン酸注射で改善

まず多くの人が抱える唇のお悩みについて、その特徴を見ていきましょう。
人それぞれ抱えている問題は違いますが、大きく5つに分けることができます。

1.唇全体にボリュームを出したい

お顔に対して、唇そのもののバランスを整えたいというお悩みです。
ヒアルロン酸を注入することでボリュームアップし改善を期待できます。

2.上下のバランスが悪いから整えたい

冒頭でも述べた通り一般的に美しい唇は、上唇と下唇の比率が『1:1.5』と言われています。
生まれ持った唇のバランスは十人十色で大きく異なります。
そうしたお悩みも、部位別にヒアルロン酸を注入することで、理想の黄金比へ近づけることが可能です。

3.セクシーなM字の唇にしたい

唇を閉じたときに、上唇と下唇の間のラインがM字にカーブしていると唇の立体感が強調でき、魅力的な唇に見えます。唇に厚みがなく、閉じた唇のラインが直線でコンプレックスに感じているという方でも、狙った場所に厚みを出すことで、M字ラインの形成が期待できます。

4.唇の乾燥や縦じわが気になる

年齢を重ねるごとに肌の潤いは失われていきます。それは唇も同様です。
唇の乾燥や、それに伴う縦じわが気になるというお悩みは男性女性を問わず多くの方が抱えています。
ヒアルロン酸は優れた保水成分をもち、即効性も高いため、施術後の早期の改善が見込めます。

5.人中を短く見せたい

人中(じんちゅう)が長いというお悩みも多くの方が抱えています。
今回ご紹介している唇へのヒアルロン酸の注入では、実際に人中を短くすることはできませんが、上唇にボリュームを持たせてリフトアップすることで、相対的に人中を短く見せることができます。
人中の長さが気になるが、大掛かりな整形手術をする程ではない、という方にはヒアルロン酸注入をお勧めします。

アヒル口(スマイルリップ)や厚い唇をヒアルロン酸で実現

ここまでで取り上げてきたお悩みの全ては、ヒアルロン酸を注入することで大きな改善が期待できます。
特に理想の唇を語る上で外せないのが、「スマイルリップ」です。

スマイルリップとは

スマイルリップとは、口元のラインがキュッと上がっていることにより、自然な状態が笑顔に見える唇のことで、俗に「アヒル口(アヒルくち)」とも言われています。
芸能人で有名なのは、「板野友美さん」がスマイルリップの唇を持っている方で、Instagramの写真などで見たことがあるかもしれません。
真顔でも柔らかな印象を与えることができるので、とても魅力的な唇として人気があります。

ヒアルロン酸注入だけでもアヒル口はつくれる?

アヒル口の形成ですと、口元の口角筋に対して働きかける「ボトックス注射」が有名な施術としてありますが、ヒアルロン酸の注入だけで、アヒル口は作れるのでしょうか?

答えは可能です。
もちろん、ヒアルロン酸注入とボトックス注射を併用することが理想の唇の形成としては効果が高いと言えますが、それに伴い発生するリスクや料金も上がります。

ヒアルロン酸を注入することで唇にボリュームが出ますので、まずはヒアルロン酸の注入でアヒル口の実現にチャレンジしてみるというのがリスクも費用も少ない方法です。

唇の乾燥や縦じわもヒアルロン酸注入で

先にもご紹介した通り、唇のお悩みの中でも多くの人が抱えるものに「乾燥」と「縦じわ」があります。
乾燥がひどい方ですと、薄皮がめくれてしまったり、縦じわが多く目立つことで、顔全体に自信が持てないという方も。

そうしたお悩みにもヒアルロン酸が役に立ちます。

ヒアルロン酸は高い保水力を持つことでも有名です。1gのヒアルロン酸で約6ℓもの水分を保持することができますので、医療の現場でも活用されています。
唇に保水力が保たれれば乾燥はもちろんのこと、縦じわの解消にも効果があります。
潤いを保つということは魅力的な唇を維持する上でとても重要です。

唇へのヒアルロン酸注射はなぜ効くの?

顔の多くの部位にヒアルロン酸注入をすることができますが、中でも「唇」への注入は1、2位を争うほど人気がある部位です。
その理由は、自分の顔を理想に近づけるという点において、唇の形は大きな割合を占めており、変化を感じやすい部位だからです。
M字ラインが強調された美しいスマイルリップはとても魅力的ですし、上唇をボリュームアップすることで、口角が上がったように見せる効果もあります。

そんな万能なヒアルロン酸注入ですが、そもそもどのような成分でどういった効果があるのでしょうか。

そもそもヒアルロン酸ってなに?唇に保水力をもたらす成分

ヒアルロン酸とは、人間の体内にもともと含まれている保水力に優れた成分です。
「ムコ多糖類」という糖分の一種で、細胞の周りで水分を蓄え身体をみずみずしく保ってくれます。

唇の中にもヒアルロン酸は存在している

唇の細胞内にもヒアルロン酸は存在しています。しかし、年齢の経過と共にそのヒアルロン酸量は徐々に減っていきます。ヒアルロン酸の量が減少することで、唇のボリュームが失われ、薄さが目立つようになったり、潤いの低下、縦じわの目立ちといったトラブルにつながるのです。

ヒアルロン酸注入の効果

唇の細胞内の減少したヒアルロン酸を補充しようというのがヒアルロン酸注入の目的です。

唇の狙ったポイントにヒアルロン酸を注入することで、細胞周りの保水力が回復し、潤いが保たれた状態に回復します。そうすることで、目立っていた縦じわがリフトアップされ目立たなくなることや、注入箇所のボリュームアップの効果が期待できます。

ヒアルロン酸はもともと体内にある成分ですので、親和性が高く、アレルギー反応や内出血、副作用のリスクが低い成分です。注入後にすぐに効果が出始めるのもメリットの一つで、即効性が高く、ダウンタイムの少ない施術として人気です。

美容クリニックでの唇へのヒアルロン酸注射

美容クリニックへ通院することで、「注射」によるヒアルロン酸注入の施術を受けることができます。
その多くのメリットから、女性をはじめ男性からも人気がある施術ですので、全国で多数のクリニックがヒアルロン酸注射の取扱いをしています。

まずはそのメリットについて見ていきましょう。

専門知識に長けたドクターによる施術

クリニックでのヒアルロン酸注入を受ける最大のメリットは、技術のあるドクターの施術を受けることができるところにあります。注射でのヒアルロン酸注入は技術が必要ですので、自宅にいながら自分でというわけにはいきません。専門的な知見や過去の施術例を確認しながら相談できることが最大のメリットです。

施術時間は10分程度

施術自体に掛かる時間は10分前後と紹介しているクリニックが多く、時間はそれほどかかりません。
通院や待合の時間等も考慮に入れる必要はありますが、部分的な施術であり長時間の手術というわけではないこともメリットの一つです。

ダウンタイムはほぼ無し

ヒアルロン酸は元々体内成分でもあるため、身体との親和性も高く、ダウンタイムといった時間はほぼありません。少し腫れたり、若干の違和感が残る場合もありますが、麻酔を使うような施術ではないので当日からメイクが可能であったり、食事も問題なく行えます。

修正対応をしてくれるクリニックも

美容の施術を受けるうえで「思っていたのと違った」というトラブルはつきものです。
そういった他院で受けた施術の修正に対応しているクリニックも多く存在します。注入したヒアルロン酸を分解する成分を再注射することで、一旦本来の形に戻す事が可能です。

こういったメリットがある一方で、一定の方はクリニックへの通院はハードルが高いと感じておられる方がいるのも事実です。

クリニックでの唇ヒアルロン酸注射はハードルが高い

美容クリニックへ通うということがはじめての方には、唇へのヒアルロン酸注射はハードルが高いかもしれません。
ネックとなってしまうポイントを、具体的に見ていきます。

クリニック選びが大変

美容クリニックへ通うことを決める際、まず最初に必要なのがクリニック選びです。
都市部をはじめとして、数多くのクリニックから目的に合ったクリニックを探すのは至難の業です。

事実、美容クリニックで沢山の施術を受けている方のほとんどは、多くのクリニックで施術を受け、ようやく信頼できるドクターに巡り合えたと語る方は少なくありません。
国内に留まらず、国外も視野に入れるのであればなおさらです。自分の容姿に関わる重要な選択ですので、近場のクリニックでササっと・・なんてわけにはいきませんよね。

値段が高い

ヒアルロン酸注射は永続的な効果がありません。施術にもよりますが、1年を待たずして注射したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収され、その効果は失われます。そのため継続した通院が必要になります。
また、一度ヒアルロン酸を注射すると、他の箇所も気になるということもあり得ます。

施術の値段は注射するヒアルロン酸の成分によって上下しますし、有名なドクターのクリニックは当然価格が高く設定されています。美容目的のヒアルロン酸注射は保険適用外の診療ですから、長い目で考えると、ランニングコストの面で足が遠のいてしまうのも事実です。

知人にバレたくない

クリニック通院を知人にバレるのが嫌という方も少くないと思います。だからと言って、身バレを防ぐためだけに自宅から遠く離れた他県のクリニックに通うのもとても大変ですよね。

自宅でセルフで唇にヒアルロン酸を注入

唇へのヒアルロン酸注入に興味はあるけど、やっぱりクリニックは・・という方に新提案です。

マイクロニードル製品によるヒアルロン酸注入

マイクロニードルとは、ミクロン単位の微細な針のついたシートのことで、注射に代わる新しい技術として日々、研究がされています。

唇という繊細な部位に注射をすること自体に抵抗があるという方もいらっしゃると思います。大きい針を唇に刺しますので、チクッとした痛みがありますし、出血もします。使用する際に技術も求められるため、容易にセルフで行えないのもネックです。
唇のケアはしたいけれど、クリニックは、、、という方にオススメなのがマイクロニードルです。

マイクロニードル化粧品は自宅でセルフ注入が可能

マイクロニードル化粧品は使用方法がとても簡単です。シート状の製品を唇に貼り付けるだけなので、絆創膏を貼るようなイメージで簡単に行えます。
クリニックでのヒアルロン酸注射のような技術もいりませんし、出血や痛みもありません。

マイクロニードルは「飲む・塗布する」ものよりも効果が高く、「注射する」よりも安全です。
つまり、「自宅で安全にリップケアをしたい」という方にピッタリの方法なんです。

安心安全な富士山ニードルの唇ケア

コスメディ製薬のマイクロニードルは自社で開発された「富士山ニードル」という、角質層まで成分を浸透させることができる針を使用しています。

富士山ニードルの針の形状は、コニーデ型という長い針を支える土台から、美容に最適な太さと長さを持つ針がついている「富士山」のような形状になっています。
目的の成分に合った最適な針と、刺さった針が抜けないよう末広がりのしっかりした土台で支えるという安心の二重構造設計がされており、針の密度・配列にも工夫することで、美容液成分の持続力の向上を可能にしています。

針の配列には、一般的なマイクロニードル商品の「四角型配列」の他に、「ダイヤ型配列」を採用し超高密度を実現しました。超高密度の針間隔にすることで、成分をしっかりと浸透させる事ができます。

針自体も美容液成分で作られているため、金属製の針のように折れて体内に残ってしまうような症例とは無縁でとても安全です。唇に刺した後は、体内で浸透しながら溶けてなくなります。

「注射の代わり」として期待されている富士山ニードル。
ご自宅で安全にという皆様のお声にこたえることができれば幸いです。是非一度お試しください。

INDEX