10代のニキビ・ニキビ跡から、シミ・くすみ・毛穴のたるみといった20代以降のトラブルまで、女性の肌はどの年代になっても悩ましい問題が付きまといますよね?
老化とともにさまざまな悩みを抱え、「一体どこから手を付ければいいの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
IPLレーザーを使用したフォトフェイシャルは、そんな女性が持つ複数の肌の悩みを同時に改善することが可能な治療方法です。
この記事では、フォトフェイシャルがどのように効果を発揮するのかその仕組みと、どのくらいの効果があるのか、リスクはあるのかなどについてご紹介します。
フォトフェイシャルはどんな治療?
フォトフェイシャルとは、IPLレーザーを使用したレーザー治療方法の一つです。
「フォト」という名前がついている施術方法は、医院やクリニックからエステまで、さまざまな場所で目にしますが、これらの違いはどこにあるのでしょうか?
フォトフェイシャルに使われる「IPLレーザー」とは?
IPLはインテンス・パルス・ライトの略で、紫外線をカットした幅広い波長と、カメラのフラッシュのような光を特徴に持つレーザーです。
この光を照射すると光のエネルギーが熱に変化し、肌トラブルの原因であるメラニン色素や毛細血管にダメージを与えます。
それと同時に、コラーゲンの生成を促す線維芽細胞(せんいがさいぼう)の働きを活性化させ、美肌へ導きます。
また、フラッシュを当てるように広範囲な部分への照射が可能で、さまざまなお肌の悩みを同時に改善することができるのです。
フォトフェイシャルの代表的な機器の種類
フォトフェイシャルの施術に使われる代表的な機器を3つご紹介します。
- M22
日本で初めて厚生労働省から承認されたIPLレーザー機器です。5つのフィルターによって肌のさまざまな悩みを治療することができます。 - ステラM22
2021年にM22の後継種として承認されたIPLレーザー機器です。6つのフィルターに加え、パルス毎に個別の出力設定が可能になり、改善が難しい悩みに対応できるようになりました。 - フォトRFオーロラ
IPLレーザーと比べ、長い波長を特徴に持ちます。表皮表面の治療よりも真皮層に効果を発揮し、ハリや毛穴のたるみを改善します。
多くのクリニックやエステサロンなどで導入されている機器ですが、「光フェイシャル」という施術も聞いたことがありますよね?
「フォトフェイシャル」と「光フェイシャル」は何が違うのでしょうか?
エステの光フェイシャルとは何が違うの?
エステでは「光フェイシャル」や「光フォト」、「フォトエステ」などのいくつかの名称で呼ばれていますが、基本的には「フォトフェイシャル」と「光フェイシャル」は同じ内容の施術です。
違いは「レーザーの出力」と「光の波長」の差で、エステでは熱傷の恐れが少ない出力のIPLレーザーを使用しています。
その分、施術回数が増え、効果もシミを消すというよりは、薄くするという認識の方がいいでしょう。
フォトフェイシャルは複数の肌トラブルに対応
IPLレーザーについては、ご理解いただけたと思います。
では、具体的にどんな肌の悩みを改善することができるのでしょうか?
また、他のレーザー治療とは何が違うのかについてご紹介します。
フォトフェイシャルはどんな悩みを改善できる?
フォトフェイシャルは、シミ・小じわ・ハリ・たるみ・毛穴・くすみなど老化に関するものから、赤ら顔・ニキビ・ニキビ跡・脱毛といった、あらゆる肌の悩みに対する改善を期待できます。
また、ケミカルピーリングやイオン導入といった他の治療との併用が可能です。
フォトフェイシャルとYAG(ヤグ)レーザーは「深度」が違う
また、同じく光で治療する「YAGレーザー」とフォトフェイシャルのIPLレーザーは何が違うのでしょうか?
ヤグレーザーは、波長(光の長さ)とパルス幅(照射時間)がIPLレーザーとは異なります。
このレーザーは、パルス幅が短く「ほくろ」や「刺青」のように深く狭い範囲を治療する時に使用される事が多く、IPLレーザーよりも痛みがあり、麻酔を使用することもあります。
一方、IPLレーザーはパルス幅が長く広いため皮膚のあらゆる部分に適応できます。
ダメージを与えながら熱産生(ねつさんせい)による治療ができるため、表層にあるシミから深層のハリやたるみの悩みまでの広い範囲を網羅することができます。
また、痛みが少なく施術後すぐにメイクをすることが出来るのでヤグレーザーに比べてハードルの低い施術といえます。
フォトフェイシャルのデメリット!肝斑が悪化?熱傷リスクも
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肌のさまざまな悩みに対応できるフォトフェイシャルですがリスクがゼロという訳ではありません。
肝斑(かんぱん)は、レーザー治療の中でも照射が難しい肌トラブルの1つと言われています。
肝斑が悪化する可能性がある
代表的なフォトフェイシャル機器「ステラM22」の登場によって肝斑への治療が可能になりました。
肝斑とは両頬にできてしまう薄茶色のシミのことで、お肌の状態としては、摩擦などによる炎症後色素沈着で、表皮にメラニン色素が増加している状態。
フォトフェイシャル等でのレーザー治療で、メラニン色素が多く含まれている表皮は除去され一時的に消失しますが、レーザー照射することによって再び炎症後色素沈着がおこり、元の状態に戻る可能性があると言われています。
表皮のメラニン量には個人差があり、効果の出方も変わります。また、レーザーの出力が適切ではないと悪化することもあります。
施術を考えられている方は、医師から診療時のカウンセリングを受け、慎重に判断する必要があるでしょう。
熱傷のリスクがある
フォトフェイシャルでの肝斑のレーザー治療は、濃さやシミとの識別の難しさなどから、肌への熱傷のリスクがあると言われています。
フォトフェイシャルによる肝斑の施術を検討される場合は、多くの治療実績がある医院やクリニックを選びましょう。
比較的安全といわれるフォトフェイシャルでも、美容医療ではリスクがまったくないということはありません。
フォトフェイシャルは定期的に受ける必要がある
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フォトフェイシャルは1回目から効果を実感される方が多い治療法。
ですが、医院やクリニックでは1か月おきのサイクルで継続した施術をおすすめしているところが多いようです。なぜフォトフェイシャルを定期的に継続した方がいいのでしょうか?
黄色人種はメラニン色素量が多い
フォトフェイシャルで使われるIPLレーザーは段階的に効果を発揮するように作られています。
そもそも黄色人種は、他の人種に比べ肌に存在するメラニン色素量が多くシミができやすいのです。
例えば、強い波長のレーザー照射1回でシミ・くすみ・そばかすを消そうとすると、それ以外の部分に存在するメラニン色素にも同時に反応し、新たなシミができてしまいます。
このような理由から、多くの医院やクリニックではフォトフェイシャルによる継続治療をおすすめしているのです。
フォトフェイシャルの効果はどのくらい続く?
アメリカでは、治療が終了した方の83%が4年後もその効果を実感している、という論文が発表されています。
また、施術をやめてしまうと元に戻る、ということはありません。
しかし、老化は止められませんから、新たなシミ・たるみ・くすみなどが出てきます。
フォトフェイシャルよりも安心なフェイスケアは?
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くすみやニキビ跡など肌トラブルは、肌細胞の生まれ変わりが鈍化してしまうことが原因です。
フォトフェイシャルを受けることも効果的ですが、よりリスクが少ないないケアもあります。
ケミカルピーリングやイオン導入
「肌のトーンアップをしたい」などダメージが軽い肌トラブルは、ケミカルピーリングやイオン導入も効果的です。
医院やクリニックで施術を受けることができますし、施術後に改善が見られなかった時はフォトフェイシャルへステップアップすることもできます。
また、ホームケア商品も発売されていますから、熱傷のリスクを懸念されている方にはおすすめです。
ホームケア用IPL美顔器
IPLレーザーを使ったホームケア用の美顔器も発売されています。
医院やクリニックで受けるレーザーほどの出力はありませんから、シミ・そばかす・毛穴のたるみを改善する効果は少なくなりますが、時間をかけてお肌のトーンアップやくすみを軽減させたいという方に向いています。
ケミカルピーリングやイオン導入は通院が必要ですし、ホームケア用IPL美顔器は熱傷のリスクが全くない訳ではありません。
もっと、気軽に美肌を目指したいという方には富士山ニードルを使ったホームケアをおすすめします。
富士山ニードル技術を使ったフェイスケアの未来
くすみやシミは、肌が新しい細胞へ生まれ変わるサイクルが鈍化していることが大きな要因の一つ。
美肌を目指すには、このサイクルを戻すような角質層への効果的なアプローチが大切になります。
富士山ニードルは、独自開発したマイクロニードルが角質層に刺さりお肌の悩みにこたえる、オリジナルのアプローチ方法です。
富士山ニードルは幅広いお肌ケアに応用の可能性
富士山ニードルは、ヒアルロン酸で作られた溶解するマイクロニードルです。
このマイクロニードルは、くすみ・シミ・そばかす・ハリ・毛穴のたるみなどのお肌のケアに応用できる可能性を秘めています。
ニードルパッチなので、寝ている間など長時間貼りっぱなしにしておくことが可能で、美容成分を長時間肌に与え続けることができ、より簡単で安全に、ご自宅にいながら美肌を目指すことができます。
クリニックでの施術後の効果を長持ちさせるために
フォトフェイシャルを受けてもすぐに元に戻ってしまうのは、残念ですよね。
せっかく施術を受けたのなら、その後も美肌をキープし続けたいと思いませんか?
そんな時にも、この富士山ニードルは活躍します。
美容成分を含んだマイクロニードルがさらなる美肌へと導き、継続して施術を受ける場合にもフォトフェイシャルの治療効果を十分に感じられるよう、お肌の状態を整える。
富士山ニードルのマイクロニードル技術にはそんな可能性が秘められているのです。
フォトフェイシャルがどのように効果を発揮するのかその仕組みと、どのくらいの効果があるのか、リスクはあるのかなどについてご紹介してきました。
フォトフェイシャルによる治療も効果的ですが、重要なのは日々のケアの積み重ねです。
もっと美肌を目指したいと思うなら、富士山ニードルを使ったトータルケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?