中枢性尿崩症

中枢性尿崩症(ちゅうすいせいにょうほうしょう)は、非常に薄い尿が大量に作られてしまう病気です。 ただ単にたくさんの尿が出るということではなく、1日の尿量は3リットル~10リットルにもなり、睡眠中でも頻繁に起きて排尿をしないといけない生活を強いられる、国から指定難病として指定されている病気なのです。 中枢性尿崩症にはデスモプレシンという治療薬がありますが、薬効が切れると再び、尿量が増加します。このため、薬量と投薬のタイミングなどを調整する必要があります。 富士山ニードル(マイクロニードル)を使用することによりこのデスモプレシン治療薬の吸収性を大幅に良くすることができるという研究結果があり、また投薬量の調整もゆっくり徐々に効くように調整したり、富士山ニードルパッチの貼る枚数で調整が容易な為、応用が期待されます。
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