セルフ治療「ダーマローラー」の皮膚再生効果と安全性と衛生問題

セルフ治療「ダーマローラー」の皮膚再生効果と安全性と衛生問題

毎日のケアを頑張ってみても、顔のたるみ・シワ・毛穴の開きがぜんぜん改善しない…。
そんなお悩みを持つ方は多いと思います。

レーザー治療などの美容医療は痛そうだしちょっと怖い。
美容整形などで受ける治療は料金やリスクを考えると、なかなかハードルが高いですよね。

熱傷などリスクを考えずに、肌の上から塗るだけのケア用品よりも皮膚再生の効果がある「ダーマローラー」という微細な針を使った施術をご存じの方もいらっしゃると思います。
シワ・たるみ・ニキビ跡などの悩みに効果が期待できると言われるダーマローラーはどのようなものなのか?
その仕組みや安全性と注意するポイントやダーマペンとの違いなどについて解説します。

さらにダーマローラーよりも安心・安全な針を使った美肌を目指せるケア商品についてもご紹介していきます。

ダーマローラーとはどんなもの?治療名?商品名?

「ダーマローラー」を調べると、美容整形のホームページで施術メニューとして掲載していたり、通販サイトに商品として販売していたりと「治療の名称なの?」それとも「商品名なの?」と思ってしまいますよね?

ダーマローラーはマイクロニードルを使った美容器具の名前

ダーマローラーは、20年ほど前に発表されたスキンニードリング(コラーゲン誘導方法)治療に使用される器具の名称ですが、現在はケア方法としても「ダーマローラー」と呼ばれています。

小さな一輪車のようなローラー型のリフトアップの器具が販売されていますが、ダーマローラーはそれに微細な針(マイクロニードル)がついた形をしています。

ダーマローラーは美容整形や自宅でもできる美容方法

ダーマローラーは美容整形でケアメニューとして数万円程度から受けることができ、ホームケア商品は数千円から1万円台で販売されています。

美容整形でも自宅でもできるってどういうこと?と思ってしまいますよね?
そんなダーマローラーはどのような仕組みになっているのでしょうか?

ダーマローラーの仕組みを3ステップで解説

ダーマローラーは肌のどこまで刺さって効果を発揮する可能性があるのでしょうか?
その仕組みを知る前に、肌の構造を見てみましょう!

肌の構造

  • 表皮
  • 皮膚の表面にある表皮は、厚さが0.2㎜程度あって角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分かれ、特に角質層は肌の水分を保ち皮膚を守るバリア機能の役割を持っています。

  • 真皮層
  • 表皮の下の層でコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・繊維芽細胞(せんいがさいぼう)があり、美肌とは切っても切り離せない、ハリや弾力と関係しています。

肌の構造がご理解いただけたところで、ダーマローラーの仕組みについてご説明します。

ダーマローラーの仕組み

  1. STEP1 ダーマローラーの針が肌表面に穴をあける
  2. 直径0.02㎜程度で肌のお悩みに合わせた長さ0.5~3.0㎜の針がついたローラーを、肌の上で転がしながら表皮に刺していきます。

  3. STEP2 傷の修復力を刺激する
  4. 針が表皮下の真皮層にまで届き、針を刺した刺激で傷を治そうとする自然治癒能力を促進させた後に、お悩みに合わせた美容成分を肌に浸み込ませます。

  5. STEP3 肌が再生していく
  6. 時間をかけてゆっくり肌が再生しながら、肌のトラブルを修復して美肌へ導きます。

ダーマローラーはこのような流れで肌を改善していきます。
では、ダーマローラーの特徴である傷の修復力と肌の再生が具体的にはどういうものなのか解説します。

関連記事:皮膚の構造とヒアルロン酸。保水効果はどのように得られる?

ダーマローラーの特徴は皮膚再生

針が刺さるだけなのに、顔のたるみ・シワ・毛穴・ニキビ跡に改善効果が期待できるってどういうことでしょうか?

ダーマローラーの針が角質層にまで刺さることによって、真皮層にある毛細血管を傷つけ出血させることで、血液中にある血小板から成長因子(せいちょういんし)が分泌され、この成長因子が真皮層の中にある繊維芽細胞の働きを活性化させます。

そして、繊維芽細胞は傷を修復させるために傷ついた部分にコラーゲンやエラスチンを合成し、傷を治そうとします。
これが皮膚再生の仕組みです。

ダーマローラーはこの傷が治っていく過程を利用した皮膚再生方法なのです。

ダーマローラーはどんな症状に改善効果があるの?

ダーマローラーは具体的にどんなお悩みに改善効果が期待できるのでしょうか?

表皮・真皮層に原因がある顔のシワ・たるみ・毛穴・ニキビ跡などお顔全体にアプローチできますが、針の長さによって適応する悩みが変わってきます。

  • 0.2㎜~ 育毛・正常な肌の維持など
  • 0.5〜1.0㎜ 小じわ・毛穴の開き・ニキビ・ニキビ跡など
  • 0.5〜3.0㎜ アクネスカー(ニキビ跡の凸凹)・傷跡など

また、顔以外の妊娠線や二の腕のぶつぶつにも改善効果が期待できるとされています。

針の長さが長い方が効果が高いというわけではなく、力の入れ具合や肌の上を転がす回数などでも効果に差が出てきます。

実際にダーマローラーの施術をしている医師は、0.5㎜の針とそれ以上の長さの針に効果の違いはあまり見られないという見解を示しています。

ダーマローラーを調べると「ダーマペン」というものも検索にヒットしますが、この2つの違いはなんでしょうか?

よく似た名称の「ダーマペン」との違いは?

ダーマローラーとダーマペンは同じ「スキンニードリング」という治療方法ですが、ダーマローラーがローラー型なのに対してダーマペンはペンシル型になっています。

形が違う、ということなのですが、この形の違いでなにが変わるのでしょうか?

ダーマローラーとダーマペンは針が皮膚に刺さる角度が違う

ダーマローラーとダーマペンの最大の違いは肌に刺さる角度が違うということです。

ダーマローラーは、ローラー型で針がローラーに対して放射線状についています。
これは肌に当てた時に垂直に刺さる針と斜めに刺さる針ができ、これによって均一な深さで真皮層に刺さることがなかったり、場合によっては穴が広がってしまうことがあります。
また、肌の表面の凹凸やローラーを転がす力のかけ具合でも刺さり方が変わります。

この問題を解決したのがダーマペンで、ペンシル型で電動の針が垂直に同じ力で肌に均一に刺さるように設計されています。

ダーマローラーはローラー自体の大きさがあるため、小鼻や鼻の毛穴やあごのラインなど細かい部位には針が刺さりにくくなっていますが、ダーマペンはヘッドが小さく作られていてこの悩みも解決しています。

ダーマペンも通販サイトなどでも購入可能ですが、どちらにしてもチタン製の微細な針なのでご家庭で使用する場合にはリスクを伴います。

細かい針が折れて残る?ダーマローラー治療でのリスク

ダーマローラーはチタン製の針が主流です。
微細な針ですから力が加わると折れてしまう可能性が高くなりますし、実際にホームケア用のダーマローラーを注文して開封してみたら、針が折れていたということもあるようです。

針が万が一折れて肌の中に入り込んでしまった場合は取り出すことが難しくなりますし、目に見えにくく折れた事にも気づかない可能性も考えられます。

折れた針がそのままになってしまうと、さらに深く刺さってしまい痛みが強くなったり感染などの危険性も出てきます。

さらにホームケアで使用する場合には、折れてしまうこと以外のリスクもあります。

特にダーマローラーの衛生面の管理は厳重に!

ダーマローラーは繰り返して使えるように設計されていますが、皮膚に直接刺さるということはその管理方法に注意しなければいけません。

ダーマローラーの洗浄方法は?

ダーマローラーの販売メーカーの説明では、お湯で洗い流した後に高濃度のアルコールに一定時間浸して消毒してから使用するとしています。

微細な針なので、スポンジやブラシなどを使用すると針が折れてしまうため、こすり洗いができません。
しかし、肉眼では見えていなくても針には前回使用したときの皮脂やホコリが固まってついていることがあり、それを再び皮膚に刺してしまう可能性があります。

そして、注意すべきポイントは針だけではありません。

ダーマローラー使用後に使用する美容商品にも注意!

ダーマローラーは、針で刺すだけではなく穿刺後に悩みに訴求した美容成分を肌に浸すことで、より効果を感じられるようになっています。
美容成分を含む製品が使い切りタイプであれば問題はないのですが、多くの場合はご家庭で保管することになります。

湿度や温度が高いと品質が劣化してしまいますし、防腐剤やアルコールが添付された美容化粧品は肌への刺激も強くなります。

感染のリスク

美容整形でダーマローラーの施術を受ける場合は器具を滅菌することができますし、器具を安全に保管するようになっていますが、ホームケアの場合はその両方が確実に行えませんから、繰り返し使用していくうちに汚れが蓄積して感染のリスクも増えます。

このように手軽に使用できる一方で、衛生面などの管理は慎重にしなくてはいけません。

もっと手軽で安全にマイクロニードルを使った美肌ケアができたらいいと思いませんか?

1回使い切りタイプで安心安全な富士山ニードル製品

富士山ニードルなら管理の手間や針を刺したあとのリスクを考えずに、顔のシワ・たるみ・毛穴など全方位のお悩みをケアしていきます!

関連記事:マイクロニードルとは?~ヒアルロン酸マイクロニードルの美容効果、使い方と賢い選び方~

関連記事:ダーマフィラーの使い方!効果を最大限に引き出す正しいお手入れ方法とは?

安全にケアするなら富士山ニードルがおすすめ

富士山ニードルはダーマローラーと同じマイクロニードルですが、富士山型の末広がりの形のコニーデ型。
針が折れずにしっかりと刺さるよう設計されており、針自体が人体親和性の高いヒアルロン酸で作られているので、折れても皮膚に浸透して内部で残ってしまうことがありません。

また、ダーマローラーは目の元の皮膚が薄い部分に使うことができませんが、富士山ニードルは刺さりすぎることがない長さに設計されているので、目元のたるみにも使用することができます!

針で刺すことによる出血や炎症後の色素沈着などのリスクも少なく、使い切りタイプで一つ一つが個包装になっているから、毎回新しい針で衛生面や管理を考えなくても大丈夫。
安全にマイクロニードルを使ったケアをしたい方にはぴったりです。

富士山ニードルならさまざまなお悩みに効果が期待できる

ダーマローラーはチタン製の針を刺した後に美容成分を浸み込ませますが、富士山ニードルはマイクロニードルそのものにヒアルロン酸などの美容成分を含んでいるので、たるみ・しわ・毛穴・くすみなどの肌のお悩みに訴求した美容成分をダイレクトに角質内部へ届けることが可能です。

ダーマローラーの効果や、その仕組みと安全性について解説してきました。
ダーマローラーは、熱傷の危険性がなくシワ・たるみ・毛穴・ニキビ跡に効果を感じられるという一方でチタン製の針を刺す事や衛生面でのリスクはあるようです。

同じマイクロニードルでも、より安全性の高い「富士山ニードル」を使ったケアで健やかな肌を目指しましょう!

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