女性の肌の悩みは、年代によって変化していきます。
20代では、血行不良が原因の「クマ」が大半を占めていますが、30代半ばから「たるみ」や「シワ」の悩みに変わっていきます。
老化は誰にでも訪れますが、なぜ同じ年代でも人によって見た目に差があるのでしょうか?
やはり、日々の生活習慣やケアの仕方に違いがあるからなのではないでしょうか?
たしかに、美容整形で一気に改善させる方法もありますが、自然なお顔のリフトアップに大事なのはホームケア。
この記事では、なぜ「たるみ」が起きるのかを解明し、その原因を探るとともに、ご自宅であなたができるケアをご紹介していきます。
リフトアップ前に知っておくべき顔のたるみの原因
お顔の印象を左右してしまうフェイスライン。
このフェイスラインを引き締めてキリッとシャープに見えるお顔をつくるには、「リフトアップ」が大切な要素。
筋肉が衰えて垂れ下がり、顔に「たるみ」や「シワ」が出来てしまうのをリフトアップで改善します。
お顔のラインは筋肉だけではなく、お肌によっても支えられていますから、まずは皮膚の構造について理解しましょう。
皮膚の構造を知る
皮膚は、大きく分けて表皮、真皮、皮下組織、筋肉の4つのパーツに分けられます。
表皮は肌を守る機能を担っており、角質層をはじめとした4つの層に分かれます。
また、真皮には肌のハリや弾力に関係するコラーゲンやエラスチン、それらを生成する線維芽細胞(せんいがさいぼう)があり、さらに、その下にはリンパの流れや血流に関係する脂肪や筋肉があります。
たるみの原因は大きく2つに分けられる
皮膚がたるむ原因は大きく内的要因と外的要因に分けられます。
内的要因とは、体の中の変化が元になっているものです。
一方、外的要因とは周囲の環境や生活習慣が、元になっているもののことです。
内的要因には、まず老化があげられます。
老化による変化は「表皮」と「真皮」で2段階の変化があります。
本来、肌細胞は28日周期でターンオーバーして新しいお肌に生まれ変わっていきます。
しかし、年齢を重ねてくると、このサイクルが鈍化して「表皮」がくすみがちになり透明感が失われていきます。
次に、「真皮」のコラーゲンやエラスチンなどが減少し、ハリが失われていきます。
さらに老化が進むと、目の周囲の筋肉や脂肪などの組織そのものが弱ってきます。
これにより、その重みで目の下や頬がたるんでいきます。
その他には、肝臓や腎臓をはじめとした病気によって、肌の生成に必要なビタミンやミネラルが、欠乏しやすくなり、子宮や卵巣も要因になってしまうケースもあるようです。
さらに、これらの外的要因によって乾燥や血行不良を引き起こし、たるみを作りやすくします。
お肌にダメージを与える外的要因の一覧
- 紫外線
- メイクやクレンジングなどによる刺激
- 日々の生活習慣
- マスク
- パソコンやスマホによる眼精疲労
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リフトアップに効果的なスキンケアを実践!
リフトアップにもスキンケアはかかせません。
健康な若々しいお肌はリフトアップの基本的なケア。
まずリフトアップににはどんな美容成分が必要なのかみていきましょう。
リフトアップに必要な美容成分とは
エイジングケアには、様々な美容成分がありますが、代表的なものをご紹介します。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- レチノール
真皮層に含まれる成分で、1gで6ℓの水分を保持すると言われ、コラーゲンに潤いを与えています。
本来、私たちの体にある成分ですが、残念ながら30代頃を境に、肌に含まれる数は大幅に減っていきます。
真皮層の70%を占めた繊維質の成分で、肌のハリや弾力を担っています。
コラーゲンも加齢とともに数や質が低下していきます。
細胞を活性化させ修復を促す成分です。
細胞に働きかけるので、ターンオーバーや、線維芽細胞から生成されるエラスチンやコラーゲンの生成を、促進させます。
ご紹介したこれらの成分は、化粧水・美容液・クリームなどで補うことができます。
関連記事:ヒアルロン酸の主成分や機能とは?加齢とともに減少するって本当?
関連記事:大人の女性におすすめ美容成分5選
化粧水・美容液・クリームの違いは何?
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
化粧水は、主に水分を補う役割を持ちます。
しかし、水溶性の成分がほとんどを占め、いずれ蒸発してしまいます。
化粧水のみの使用では、逆に乾燥を増長させてしまうことがあります。
美容液は、乾燥・たるみ・シミなど、それぞれの悩みに対応した訴求成分で作られています。
ターゲットを絞ることで、高濃度の美容成分を効果的に発揮します。
クリームは、水分を蒸発させないように、油分で表面に蓋をする役割を持ちます。
伸ばして使うことができるので液体よりも使用しやすいというメリットがあります。
エイジングケアは、ただ闇雲にやっても、なかなか効果を実感できないものです。
まずは、ご自身のたるみの原因が何かを見つけ、それにあったものを選んでいきましょう。
生活習慣改善で顔のたるみをリフトアップ
生活習慣でまず改善したいのが、紫外線対策。
紫外線による肌へのダメージははかりしれません!
日やけを防止する化粧品を使ったり、日傘や帽子などを上手く活用しましょう。
私たちは日々、食物から肌の健康を維持するための栄養素を採っています。
しかし、ストレスの多い現代社会においては、食事だけでは必要量を維持することは難しいかもしれません。
酸化を加速させるような食事を避け、プラスしてサプリメントなどで補充することも必要です。
また、姿勢や習慣など、日常からやっている癖を改善することも重要です。
身体の歪みは、血流やリンパの流れを滞らせるので、適度にマッサージやエクササイズを行ったり、身体のバランスを整えるための施術を受けることも効果的です。
関連記事:目の下のクマ・たるみは加齢が原因?改善に効果的なケアと方法
美容整形や美容注射はリフトアップの効果大!でも・・
美容整形で、「たるみやシワそのものをなくしたい!」と考えている方もいるでしょう。
では、美容整形で行っている方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
体内で溶ける糸を使い引き上げる方法
専用の糸で皮膚の内側から、たるみを引き上げリフトアップを実現します。
また、糸自体にトゲがついており、トゲの刺激によって線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
レーザー治療
レーザー照射でリンパや血行を良くし、肌の代謝を促します。
また、肌の水分に働きかけ熱を発生させることで、コラーゲンの働きを強めます。
美容注射(ヒアルロン酸・ダーマペン)
ヒアルロン酸注射は、水分を保持する能力を活かし、肌にハリを与えます。
その他に、傷が治る自然治癒能力を活用したダーマペンなどがあります。
美容整形は、直接的にシワやたるみを改善する方法です。
特に、レーザー治療以外は1回の施術で済ませられることもあるようです。
しかし、麻酔を使いその場の痛みは抑えられても、糸がなじむまでに違和感や、施術後のむくみ・内出血が出てしまうことも。
さらに、レーザーや注射の効果は永久ではありません。
関連記事:ヒアルロン酸の注射は痛い?失敗や後遺症のリスク、注意点を解説!
美容整形いらず!自宅でできる究極のリフトアップ術
リフトアップはしたいけれど、費用やリスクも大きいので悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか?
取り返しのつかない医療事故も無いわけでは無いですから、できれば美容整形に頼らずに自宅でできるリフトアップが理想的ですよね?
注射に変わる新技術「マイクロニードル」って何?
みなさんは「マイクロニードル」という技術をご存知ですか?
この技術の考え方は昔から存在しており、身近なものではBCGなどの「ハンコ注射」がそれにあたります。
単回の注射で、針もまだまだ太く痛みもあり、跡ものこってしまうというものでした。
一方、マイクロニードルはとても小さな針であり、痛みを感じることがほとんどありません。
また、材質も様々なタイプが開発されてきています。
コスメディ製薬が独自開発した「富士山ニードル」って何?
富士山ニードルとは、コスメディ製薬が独自開発した溶解型マイクロニードルです。
マイクロニードルが身近なものになってきたのは最近のこと。
実はマイクロニードルの考え方自体は約半世紀も前からありましたが、一般にはあまり普及しませんでした。
普及しなかった原因の一つに「針が折れた時は、どうするのか」という懸念材料がありました。
初期のマイクロニードルは金属などを使っており、小さな針ほど折れやすい為、人体に針が折れて残ってしまうという危険があったのです。
富士山ニードルは、その名の通り末広がりの形をしています。
この形により、針先が折れにくく、確実に刺さるように設計されています。
さらに、針自体を人体に無害で溶けてなくなる「ヒアルロン酸」で作ったことにより、折れた時の心配をなくすことに成功しました。
また、針自体に薬剤や美容成分を含ませることで、薬剤を持続的に体内に投与することが可能になったのです。
関連記事:マイクロニードルとは?~ヒアルロン酸マイクロニードルの美容効果、使い方と賢い選び方~
富士山ニードルの優れた特徴
- 針自体がヒアルロン酸で作られている
- 保水力の高い高分子ヒアルロン酸、持続力が長い低分子ヒアルロン酸を使用
- 皮膚の上から塗る美容液やクリームとは違うアプローチ方法
- 持続的な効果を発揮する
- 肌の刺激にもなる添加物を使っていない
- 針の使用本数がダントツ
ここで、思い出して欲しいのは、肌に存在するヒアルロン酸は「加齢とともに大幅に減少していく」という事です。
ヒアルロン酸は、表皮の表面に塗るだけではなかなか浸透していきません。
しかし、針を角質層まで刺し、ヒアルロン酸を直接的に届けることができます。
富士山ニードルは、独自開発の特許技術によって作られた「持続型ヒアルロン酸PEG-8」を採用しています。
体内に吸収されやすい低分子ヒアルロン酸を、分解される速度を遅く、肌の内部に長くとどまる形にすることによって、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を、同時に角質層へ届けることができるのです。
関連記事:ヒアルロン酸パックの種類とは?針のヒアルロン酸パックの仕組みと効果
関連記事:ヒアルロン酸の分子量の違いで何が変わる?
塗る美容液はさまざまなテクスチャーのものがあり、肌に浸透する成分を訴求効果のある美容液成分と一緒に使用することで効果を発揮します。
基本的にはクリームで蓋をして成分を浸透させますが、時間の経過とともに乾燥してくることがあります。
一方、富士山ニードルは、針自体に美容液成分が溶け込んでいます。
これが角質層に刺さり、表皮表面のコンディションに関係なく、ダイレクトに届けることができます。
それと同時に、針自体が解けながら角質層内部に浸透していきます。
塗るタイプのケア商品は、寝ている間にリネンに触れることで取れてしまったり、摩擦による刺激を受けることがあります。
また、貼るタイプの目元・ほうれい線用パックは、就寝中に剥がれずに表皮の表面を保湿することができますが、本質的に塗るタイプと同じく肌表面からの浸透による効果しか期待できません。
富士山ニードルでは、就寝前に貼り、そのまま寝ることでリネンによって起きる摩擦から、目元や頬を守ることができます。
さらにヒアルロン酸はもちろん、針に含まれた美容液成分を就寝中、ずっと肌に与え続けられますし、乾燥の心配もありません。
富士山ニードルは、香料・着色料・鉱物油・アルコール・防腐剤・石油系界面活性剤、これらすべてを使用していません。
マイクロニードル本来の効果は、針の本数により上下します。
たとえ訴求効果の高い美容液成分を使っていたとしても、針の本数が少なければその分期待できる効果は少なくなるでしょう。
富士山ニードルは、針の並びを「ダイヤ型配列」も採用することで、より多くの針本数が配置できるようになりました。
このように、リフトアップを目指すホームケアでも、より直接的にお肌の内部へ美容液成分を浸透させることで、お肌自体の潤いを増して、効果的なリフトアップが期待できる「富士山ニードル」という選択肢もあるのです。
美容整形以外で、たるみの原因を解明することと、撃退するおすすめの方法などについてご紹介してきました。
生活習慣を改善したり、血行促進を気にかけることでもお肌の若返りやリフトアップの効果はある程度期待できるかもしれません。
ですが目に見える効果を期待するのであれば、より直接的なリフトアップへの働きかけも大切でしょう。
美容整形はちょっと怖いけれど、以前の引き締まったお顔を取り戻したいとお考えなら、富士山ニードルの技術を使用したリフトアップケアをお試しください。