製造

製造について

コスメディ製薬は研究開発から製造まで、自社一貫体制で製品化しています。
当社は独自の鋳型成形技術により、溶解型マイクロニードル製品の安定大量生産に成功。TTS(経皮吸収治療)研究の成果を、高水準で製品化する独自の製造技術、品質管理体制を確立しています。

研究・企画・製造一貫体制

コスメディ製薬は研究、企画、製造までを一貫して行う体制を自社で構築しています。
TTS(経皮吸収治療)研究の成果を製品として市場に送り出すまで、研究開発部門と製造部門が共同し、リアルタイムで情報連携。研究開発型企業ならではの高度な開発プロセスを実現できるのが、コスメディ製薬の個性です。

製品開発の流れ

高度な開発プロセス

研究、企画、製造までのプロセスを垂直統合し、同時並行で進行します。
開発スケジュールの短縮、コスト削減、品質向上を効率的に実行、市場変化やニーズにスピーディに対応できる開発プロセスを実現します。

多種多様な製品提供

企画の初期段階から全関連部門が連携し、製造工程までをワンストップで構築します。
多種多様な製品設計に柔軟に対応でき、お客さまや市場のニーズに応じた、競争力のある製品が提供できます。

研究段階から品質管理

研究段階から、高品質、安定供給を見据えた開発プロセスの設計を行います。
不具合が生じた際も、全プロセスから原因を早期に発見し、即時に対応できる品質管理体制を構築しています。

製造工場

コスメディ製薬の製造工場は全て京都市にあります。機能や役割が異なる3工場が連携し、高品質な製品の安定供給を国内で実現しています。
国内トップクラスの製造実績を誇るマイクロニードル化粧品は、ISO22716(化粧品GMP)を取得した工場にてハイレベルなクリーンルームで製造。製造から包装までのすべての工程を、ひとつひとつ丁寧に行っています。

京都工場

京都工場

研究開発センターに併設。新製品の試作や、量産に向けた製造工程、技術をテストする役割を担っています。

● 化粧品製造業 許可
● 化粧品製造販売業 許可
● 医薬部外品製造業 許可
● 医薬部外品製造販売業 許可
● 医療機器製造業 登録
● 医療機器製造販売業 許可
● 第二種医薬品製造販売業 許可

桂工場

桂工場

マイクロニードルの小ロットから大ロット生産に幅広く対応。粘着製品においては、溶液製造から塗工、スリット、打抜き、包装までの一貫生産体制を整えています。少人数による多能工化(マルチタスク)で、効率的に高品質な製品を提供しています。

● 化粧品製造業 許可
● 医薬部外品製造業 許可
● 医療機器製造業 登録
● ISO22716(化粧品GMP) 取得

ISO22716(化粧品GMP)

吉祥工場

吉祥工場

マイクロニードル生産のマザー工場として高度な技術と設備を有し、溶液製造からニードル製造、組立、包装までの一貫生産体制を整え、高品質な製品を効率的に生産しています。液体化粧品や局所麻酔用医療機器などの生産も行っています。

● 化粧品製造業 許可
● 医薬部外品製造業 許可
● 医療機器製造業 登録
● ISO22716(化粧品GMP) 取得

ISO22716(化粧品GMP)

製造管理

コスメディ製薬は、製造現場の作業工程をスムーズに進め、製品品質を確保するために、全工場において一貫した製造管理体制を整備しています。
特にマイクロニードル製品製造においては、ヒアルロン酸溶液の処方設計や濃度管理、製造工程における温湿度管理、金型管理など、マイクロニードルに特化した、製造管理の専門スキルが重要です。当社はTTS(経皮吸収治療)関連製品について、安全かつ安定的に大量生産する製造管理手段を確立しています。

品質管理・品質保証

コスメディ製薬は「常に最高の品質を追求する」という品質スローガンのもと、製品品質の向上に取り組んでいます。製造部門全体で品質を確保するための体制を構築、高い品質保証を実現できるものづくりを推進しています。
桂工場、吉祥工場はISO22716(化粧品GMP)を取得。国際規格基準での品質管理、品質保証そしてコンプライアンス遵守の体制を整えています。
今後は医療機器の品質マネジメントシステムISO13485の認証取得を進め、医療・医薬領域製品における供給体制の強化をめざします。

品質管理・品質保証
品質管理・品質保証体制図

品質管理 

ISO22716(化粧品GMP)を取得し、国際基準の製造規範に準拠した品質管理システムを構築。原料検査から製造、出荷に至る全行程で、製品の安全性を徹底管理しています。また、新技術の導入や製造工程の効率化により、さらなる品質向上を追求しています。

品質保証 

医療品、医薬部外品、化粧品の各種製造販売許可を取得し、GQP・GVP・QMS省令※に基づいた管理を徹底。また、全社的な品質保証体制を構築し、定期的な内部監査とフィードバックを通じて品質改善を行っています。月次の製造会議では苦情や品質課題を共有し、経営層によるマネジメントレビューも実施しています。

※ GQP省令:医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令​
※ GVP省令:医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の製造販売後安全管理の基準に関する省令​
※ QMS省令:療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令