目の下のシワは美容注射で改善?自宅でできる究極のケア方法とは

目の下のシワは美容注射で改善?自宅でできる究極のケア方法とは

目の下から頬の真ん中へ向けて斜めに伸びる深いシワは「ゴルゴ線」と呼ばれ、渋さやたくましさといった男らしい印象を与えてしまいます。
そんな目の下のシワが目立ってきたら、すぐさまケアが必要です。
でも、保湿やシワ改善クリームなどによるスキンケアでは効果が出ない・・と悩んでいる方も多いでしょう。

シワやたるみは、一度できると元に戻すのが難しいもの。
自分なりのケアでは太刀打ちできないと感じたら、即効性の高い美容注射による治療を検討しても良いかもしれません。

本記事では美容注射に興味のある方に向けて、目の下のシワができる理由と美容注射の選択肢、メリット・デメリットや後遺症のリスクなどについても詳しく解説
女性らしい顔立ちを蘇らせるために効果的な、自宅でできる究極の美容注射についてもご紹介します。

目の下のシワ「ゴルゴ線」ができる原因

ゴルゴ線という名前は、主人公の顔に特徴的な線のある有名な漫画「ゴルゴ13」が由来。
正式名称は「ミッドチークライン」で、多くの女性の悩みの種になっています。
適切な対策のためには、まず原因を知ることから始めましょう。
そこで初めに、目の下にゴルゴ線ができる原因について解説していきます。

そもそもゴルゴ線とは?

ゴルゴ線はシワのように見えますが、実は「たるみ」に近い症状。
目の下にある脂肪などが垂れ下がることで皮膚がくぼみ、結果としてしわが生まれてしまうのです。

そもそも顔には複数のじん帯があり、顔がたるまず必要以上に動かないよう支えています。
じん帯の部分は構造的にくぼみができやすいのが特徴。
ゴルゴ線もその例外ではなく、目と頬の境目にある「頬骨リガメント」と呼ばれるじん帯に沿って発生します。

つまりゴルゴ線は本来誰でも持っているもので、それがシワとして表面化するかどうかの問題なのです。
中には、遺伝により骨格・じん帯が発達しており、生まれつきゴルゴ線がある人もいます。
しかし「30代までは無かったのに40代になって目立つようになってきた・・」という場合は、筋肉や脂肪の状態が変化したことが原因の可能性が高いでしょう。

関連記事:ハリのある肌をもう一度!顔のたるみを改善する表情筋のエクササイズ

新たにゴルゴ線ができる原因

新たにゴルゴ線が目立つようになる原因として考えられるのは、大きく分けて次の4つが代表的です。

  • 表情筋のコリ・衰え
  • 目の下や周りにある筋肉が衰えたことで頬がたるみ、ゴルゴ線を生んでいる可能性があります。
    その要因として考えられるのが、あまり表情筋を使わない生活習慣です。
    例えば1日のうち何時間もテレビやスマホを見るなど、顔の力が抜けきった状態で過ごす時間が多いほど目の下の筋肉も衰えやすくなります。

  • 肌のハリ低下
  • 年を重ねるにつれ、肌内部ではコラーゲン・ヒアルロン酸と言ったハリを保つ成分が減少し、弾力も自然に減っていきます。
    また老化だけではなく、日々の紫外線・乾燥対策の不足もハリを低下させる影響が。
    こういった肌のハリ低下に伴って皮膚自体が薄くなり、頬の周りにある脂肪も下垂しやすくなります。すると、ゴルゴ線が目立ちやすくなるのです。

  • 脂肪の萎縮など
  • 個人差がありますが、加齢によって目の下の皮下脂肪が薄くなったことがゴルゴ線ができる原因になっていることもあります。
    適度な皮下脂肪があればゴルゴ線は表面化しませんが、脂肪が委縮するとゴルゴ線が目立ちやすくなるのです。

  • むくみ・皮下脂肪の増加
  • 逆に、過度なむくみや皮下脂肪の蓄積がゴルゴ線の原因になることも。
    むくみや脂肪の増加は肌のたるみを生むため、ゴルゴ線が強調されてしまうのです。

このように表情筋の厚み・脂肪の厚み・肌の厚みが適切な場合、ゴルゴ線は目立ちません。
しかし、加齢や生活習慣によってそのバランスが崩れると、表面化する場合が多いです。
思い当たる原因を改善することで少しは薄くなるかもしれませんが、やはりセルフケアには限界が・・

そこでおすすめなのが、美容注射の利用
セルフケアに比べて美容注射には即効性がある場合も多く、目に見えて効果を実感できる方法です。

関連記事:老け見えの原因「目元のシワ」改善メソッド!一番効果的な対策は?

目の下のシワ取りに効果的な美容注射

自分なりのケアでは限界があるゴルゴ線は、美容注射で改善を目指しましょう。
ゴルゴ線に用いる注射は、主に「ヒアルロン酸注射」と「PRP療法」の2種類がメインです。

ヒアルロン酸注射による目の下のシワ治療

まずは、ヒアルロン酸をシワ部分に注入する方法
ヒアルロン酸は元々体内に存在しており、1gで理論上は2~6リットルの水分を保持できる高い保水力を持つ成分です。
お肌のハリを保つために欠かせない役割を担いますが、加齢とともに減少していきます。

ヒアルロン酸注射では、飲む・塗るでは効果の出にくいヒアルロン酸を注射によって直接注入してたるみを改善し、狙った部分の肌をふっくらと仕上げることが可能です。
直接液体で注入するので、効果に即効性があるのも特徴。施術自体は30分あれば完了し、入院も必要ないうえ術後すぐのメイクもOKです。

効果は6か月~1年ほど持続し、ヒアルロン酸はその期間にゆっくりと身体に分解・吸収されていきます。
元々体内に存在する成分なので、残留物などの心配もなく安心!
もし治療後のイメージが予想と違っても、ヒアルロン酸溶解注射によって再度やり直すことが可能です。

関連記事:ほうれい線の悩みに「ヒアルロン酸注射」美容クリニックより簡単に!

PRP療法による目の下のシワ治療

ヒアルロン酸の注射以外に、ゴルゴ線の解消方法として最近注目を集めているのが「PRP療法」と呼ばれる再生療法です。
PRPは「Platelet Rich Plasma」の略で、日本語では多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)と呼ばれます。
多血小板血漿とは、血液中の血小板を凝縮した液体成分のことです。

そもそも血小板は、傷ついた細胞を再生させる働きを持つ物質です。
血液が流れ出るのを止め、傷を修復する「成長因子」を作り出す役割を担います。
例えば怪我をした際、しばらくすると放っておいても血が止まってかさぶたになり、少し経てば元通りのきれいな肌になるのは血小板の働きによるものです。

こういった血小板を凝集したものがPRP。
PRP療法では、それを狙った部位に注入することで皮膚の細胞を再生させてゴルゴ線の改善を目指します
美容だけでなく、歯科や整形外科などにも用いられている技術です。
自分自身の再生能力を使うため、アレルギー反応も少なく肌に優しいのが特徴。

即効性はなく、3ヶ月くらいかけて徐々に変わっていくので周囲に気づかれにくいのもポイントです。

美容注射で目の下のシワを取るのは危険?リスクと注意点を解説

こういった美容注射は手軽にゴルゴ線を改善できる方法として知られていますが、一方で気になるのは治療のデメリットや副作用についてでしょう。
そこで続いて、上で見た2種類の注射の前に必ず知っておくべき注意点について解説します。

ヒアルロン酸注射で目の下のシワを取る注意点

まずヒアルロン酸注射の注意点としては、肌が傷つくことがデメリットです。
切開はしませんが、成分の注入は皮膚が薄く刺激に弱い顔に金属の注射針を刺して行います。
麻酔を使用するクリニックは多いものの痛みはゼロではなく、抵抗がある方も多いでしょう。

また、血管の多い目の周りに針を刺すので、どれだけ慎重に施術したとしてもあざ・腫れ・内出血ができる可能性は残ります。
こういった肌へのダメージは1週間くらいで回復することがほとんどですが、場合によってはしこりや肌の硬化として残ってしまう場合も。

さらにヒアルロン酸注射の料金は1回1万円~程度とそこまで高額ではありませんが、保険適用外なため治療費の全額が患者負担となります。
また、持続期間が短く肌のハリを保つためには定期的に注射が必要で、長い目で見ると負担が大きくなることが多いです。
ヒアルロン酸注射の見積もりをする際には、定期的な注入を見越して費用を計算すると良いでしょう。

PRP療法で目の下のシワを取る注意点

PRP療法も、ヒアルロン酸注射と同様に針を使って注入するため、痛み・内出血・腫れなどの危険はあります。
また、新しい技術を用いた治療なため1回で20万円以上かかることも一般的で、費用負担が大きいのがデメリット
PRP療法も公的保険の適用外で自由診療となり、治療費の全額を支払わなければなりません。

加えて、PRP療法のような先端医療では「医師の技術力」が特に重要です。
PRP療法を行う医師は、適切な成長因子を選択し、患者それぞれの皮膚の厚みにあった注入方法・場所・成分比率や濃度を細かく調節する必要があるため。
専門性の低い医師によるPRP療法では、成長因子を過度に注入して想定以上に組織が再生して膨らんでしまうケースや、血液採取後に人為的な操作を行う段階で細菌が混入してしまい、感染症を引き起こすリスクもあります。
こういったダメージは数か月で元通りになる場合もあれば、しこり等として定着するおそれもあるため、クリニック選びには十分注意しましょう。

美容注射で皮膚が壊死!?稀に起こる深刻な後遺症

こういった一般的な後遺症のほかに、起きるリスクは少ないものの大きな後遺症を残した事例も報告されています。

例えば、ヒアルロン酸などの充填剤を顔に注入する際、十分な知識を持たない医師が誤って血管に注入し、皮膚の壊死・失明を起こした事例が報告されています。
注入液が血管内に入ると周辺の血液の流れを止め、高い確率で失明や壊死を引き起こすのです。

また、ヒアルロン酸の添加物によってアレルギー反応を起こし、血管閉塞を引き起こすケースもあります。

こういった医療事故は、多くの場合は医師の技術力の無さが主な原因です。
本来、十分な知識と経験のある医師であれば起きえませんが、こういった危険が潜んでいることは知っておきましょう。

麻酔ナシなのに痛くない!「お家でできる美容注射」で目の下のシワ取り

このように美容注射では金属の針を刺すため、医師の技術や衛生管理ミスが大きな事故につながることもあります。
メイク感覚の気軽な整形のつもりが、その後の人生を大きく変えてしまった・・ということにならないためにも、目の下のシワへの美容注射は慎重に進めることをおすすめします。
とはいえ、他の選択肢ではゴルゴ線解消に効果がいまひとつなのが難点ですよね。
塗り薬ではお肌のバリアが邪魔して有効成分が浸透しにくく、内服薬は狙った場所に届きにくいです。

そんな問題を解決するのが、最新技術を使ったお家でできる美容液成分の注入「マイクロニードル」
マイクロニードルは、美容に効果的な美容液成分を結晶化して固め、目に見えないほど小さな針状にする技術です。
針自体を美容液成分で作ることによって、塗るだけでは浸透しにくい高分子ヒアルロン酸などを肌の中に直接届けることが可能に!

そんなマイクロニードルを製造する会社はいくつかありますが、中でも特別なのがコスメディ製薬の「富士山ニードル」
その名の通り富士山のような形状の針で、鋭い先端でしっかり刺しつつ折れない土台で支えます。
例えば富士山ニードルを使うと、これまで直接の注射以外では注入が難しいとされてきた「高分子ヒアルロン酸」を、美容注射に比べてはるかに安く投与することが可能に。

美容向けの富士山ニードルは、長さ「200マイクロメートル」に設定されており、角質層でぴったり止まって成分を奥までじんわり届ける仕組み。
美容注射のように刺さりすぎてしまう事故はありえないため、大きな後遺症につながりかねない医療事故を未然に防ぐことが可能です。
肌にできる傷もほんのわずかもので、15分程度で修復します。
しかも、富士山ニードルは防腐剤などの添加物フリーで作れるため、安全性もとりわけ高いのが特徴です。

目の下のシワは「富士山ニードル」で優しいエイジングケア

女性らしい顔立ちを目指すために、今すぐ薄くしたい目の下のシワ「ゴルゴ線」。
クリニックでの美容注射は痛みや内出血だけでなく重大な医療事故なども起きており、万が一を考えると慎重にならざるを得ません。

しかし、富士山ニードルを使った美容液成分の注入なら有効成分を安心・安全に届けることが可能です。
効果と安全性を両立させた富士山ニードルで、お肌に優しくリスクも少ないエイジングケアを採り入れてみてください。

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