コスメディ製薬のSDGsへの取り組み
コスメディ製薬は、先端・信頼の技術による医療への貢献を目指して、今までもこれからも尽力を続け、持続可能な開発目標 (SDGs) に取り組んでいます。
SDGsとは?
持続可能な開発目標 (SDGs:Sustainable Development Goals) とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標 (MDGs) の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない (leave no one behind) 」ことを誓っています。
マイクロニードル技術を活用した
貼付型ワクチンの研究開発
私たちは、独自開発のマイクロニードル技術を活用した貼付型ワクチンの研究開発に取り組んでいます。「マイクロニードル技術」とは、微細な針で薬効成分を体内へ届ける新しいドラッグデリバリーシステムです。肌への浸透を研究する製薬会社としてもっと安全に、簡単に、薬を摂取する方法を考え、長年かけて開発したのが肌本来の物質であるヒアルロン酸を素材とした「溶解型マイクロニードル」と、生分解性ポリマーであるポリグリコール酸(PGA)を用いた「非溶解型マイクロニードル」です。これにより、医師や看護師がいない状況でのワクチンの自己投与、パンデミック時の活用、途上国のワクチン接種普及にも役立てることで、世界中のすべての人に健康と福祉を提供していきたいと考えます。
皮膚にやさしい貼付型医薬品の開発
敏感肌の方でも安心して使える、貼付型医薬品の開発を進めています。貼付型医薬品は、経口薬と比べて胃腸や肝臓などへの負担が少なく、一定量の薬効成分が持続的に体内に届けられるため、安定した効果が期待できますが、皮膚が敏感な方や貼る場所によってはかぶれてしまうという課題があります。そこで、コスメディ製薬はこれまで培ってきた高分子ポリマー技術と経皮浸透技術を用い、肌にやさしいオイルゲルシートを開発。さらに、貼るだけで服薬を実現する皮膚にやさしい貼付型医薬品を開発しました。今後、さらなる研究・開発を行うことで、様々な疾患で悩む患者様の助けとなり、医療現場の力になりたいと考えています。
新型コロナウイルス対策支援として医療機関への寄付を実施
コスメディ製薬は、新型コロナウイルス感染症対策に向けた支援として、微力ながら、一人でも多くの命を守るために役立てて頂きたく、医療機関や市などに支援金を寄付致しました。
- 【2020年4月】
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- 京都大学医学部附属病院
- 京都府立医科大学付属病院
- 【2021年4月】
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- 京都府立医科大学付属病院
- 京都市
完全かつ生産的な雇用及び働きがい
のある職場へ。
人間らしい仕事、
並びに同一労働、同一賃金を達成
従業員全員が柔軟な働き方を選択できる環境を整備し、さまざまな職場の経験を通してキャリア形成を図り、本人の能力で昇格昇進が検討される人事体系を実施しています。また、長時間労働の削減と同一労働、同一賃金を目指し、仕事を通して社員の人生の幸福度を高めます。
女性が働きやすい環境づくり
女性管理職の登用にも積極的に取り組み、女性の社会進出を支援しています。また、出産育児に関わる社員に対して、産前産後休業、育児休業制度を設けており、職場に復帰後、それぞれの子育ての環境に合わせて時短勤務制度も実施しています。
外国人雇用による
グローバル人材の育成
社内に多様性をもたらすダイバーシティ要員として外国籍の人材を積極的に採用しています。教育、配置、業務に対して、働くスタッフ全員に平等な機会が与えられ、それぞれがいきいきと仕事ができるよう、外国人雇用を通じて組織活性化に取り組んでいます。
プラスチック資材を減らす工夫
地球温暖化などの環境問題に取り組むため、不要な資源を削減し、ゴミを減らす取り組みをしています。商品パッケージや梱包材・緩衝材において使用するプラスチック資材を減らし必要最低限の省エネ梱包を心掛け、海洋汚染の防止に取り組んでいます。
環境にやさしい配送と
配送回数を減らす取り組みによるCO2の削減
商品のまとめ買いや同梱発送での配送回数の削減、リサイクル可能な容器やエコ段ボールの採用に取り組んでいます。また、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払い、再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大していくことで、CO2の削減に取り組んでいます。